Aran

  • 安蘭けい特集本『Aran』(講談社刊)

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2012年1月29日 (日)

共振し交感し合う才能

昨夜は「CHESS IN CONCERT」の東京公演前楽であり、

待ちに待ったアフタートークショーでした。

今回は、コンサートだからなのか、通常ある初日あいさつも特になく、

カテコでは、「ありがとうございます」「また来てね」程度で、

トークが聞きたくて、少々欲求不満気味でした。

コンサートはそれはすばらしいものに仕上がっていて、文句などないのに、

帰るときは、いつも少し物足りなかった。

それが昨夜は、すべて解消、もう十二分に楽しんで満ち足りた思いで帰りました。

笑わせて欲しいわけではないのだけど、素に戻ったキャストの、

元気で楽しそうな姿を見たかったのかもしれません。

実はそれは、キャストも同じ思いだったことを知って、うれしさ倍増。

アフタートークショーにはメインキャスト4人が勢ぞろい。

石井一孝、安蘭けい、中川晃教、浦井健治。

なんだか、壮観だった。まぶしいくらい、みんな輝いていて。

あの圧倒的なステージを観た直後だったのかもしれないけれど。

アナトリーが、フローレンスが、フレディが、そしてアービターが、

その衣装のまま・・、キラッキラの笑顔で登場するのですから。

開口一番、みんながこの日をどれだけ楽しみにしていたか、

そしてこの日に向って、どんどんハイテンションになっていったと。

カズさんこと石井一孝さんにいたっては、とにかく「大笑い」がしたかったのだと。

カズさんの演じるアナトリーは、ほとんど笑わない役なので、

そうとうストレスがたまっていたようです。

すかさず、とうこさんが「Mounntain Duetのときだけ一瞬笑ってますよね」と。

でもほんとに、それだけらしいです。

もうね、みんなほんとうに元気で、司会者は一応いるんですけど、

おかまいなく、どんどんしゃべるし、質問以外のこともしゃべるし、

お互いに突っ込みあうし、長年4人組でやってきたかのような、

息の合い方、絶妙な4人のバランスに感心してしまいました。

実際は、そんなこと考える間もなく、大笑いしてあっというまに終了。

司会者の「続きは大阪で」に、会場から「エーーーッ!」の大ブーイング。

それくらい楽しくて、もっともっと聞いていたいトークショーでした。

細かいネタはツイッターで思い出すままに書きましたが、

やはり、とても印象的だったのは、天才・中川アッキーの言った、

「共振」と「交感」という言葉。

「ANTHEM」を歌うカズさんに、「よく声が出るな」と感心するとうこさん、

カズさんは「うしろにいるとうこちゃんのパワーを感じている」と。

それを受けてアッキーが言ったのが、

「みんなが交感し合っている」という言葉でした。

それぞれのソロの大曲、難曲があり、デュエットがあり三重唱四重唱、

重なり合う複雑な曲あり、の、歌の交感。

歌うその人の、パワーなりエナジーなりソウルなりを、交感しあうことで、

あの、緊密で調和の取れた、極上の音楽の世界が構築されている。

ものすごくハイレベルな交感が、あのステージでは行われているのだという、

感動、というより、感嘆。

そして、アッキーは、とうこさんについて「心で共振するものを感じていた」と。

そして今回のステージで、もっともそれを感じるのが、

お互いをののしりあった後、残されたフローレンスがひとり歌う、

「HEAVEN HELP MY HEART」を舞台袖で聞いている時だと。

そして、さらにアッキーは言いました。

「CHESSはこのコンサートで終わるのではなく、ミュージカルになるかもしれない。

けれど、このコンサートでのHEAVEN HELP MY HEARTは今しか聴けない。

しっかりと心に刻み付けてください」

ちょうど、この日、フローレンスの歌うこの曲に、心打たれたのです。

おそらく、とうこさんとフローレンスが、しっかりと結び合った、

心が共振した歌声だったのです。

さみしくて、せつない、願いのような、この歌声。

今日が東京公演最終日です。

しっかりと心で受け止めてこようと思っています。

 

2012年1月28日 (土)

この世のすべてはゲーム

この世のすべてはゲーム ルールの乱れたゲーム

2012年1月26日 青山劇場

『CHESS IN CONCERT』の日本初演開幕

 

伝説のミュージカルと言われていました。

25年以上も前に生まれ、アメリカでは2ヶ月でクローズしたにもかかわらず、

密かに愛され続けてきた、という伝説。

CHESSマニアという全世界にいる熱狂的なファンの存在。

アバのベニー・アンダーソンとビョルン・ウルヴァースによる、

コンセプト・アルバムからミュージカル、そしてコンサートへ辿った道のり。

2008年にイギリスで開催されたコンサート・バージョンは、

フルオーケストラ、100人ものコーラスで行われたという。

そのすべてが「CHESS伝説」です。

そこに新たに加わった1ページ、「日本初演」。

演出・訳詩、荻田浩一、音楽監督、島健、

主役の4人、安蘭けい、石井一孝、浦井健治、中川晃教、

そして、AKANE LIV、池谷京子、横関咲栄、大野幸人、

角川裕明、田村雄一、ひのあらた、キャストは11人。

 

チェスは「盤上に詩を描く」と言われることがあります。

この11人、11の駒は、青山劇場のステージに、美しい詩を描きました。

ひとつの駒の動きも、その美しさを乱すことなく、

ひとつひとつの個性が緊密に重なり合い、生まれた絶妙な調和。

でも、歌でつむがれる物語は、けして明るいものではありません。

 

誰にもなびかず 誰にも組みせず

 

とうこさんが演じるフローレンスが歌う「NOBODY'S SIDE」の中の歌詞です。

この物語に登場する3人、アメリカ人チェスプレーヤーのフレディ、

ソビエトから亡命するアナトリー、そして二人に愛される女性フローレンス。

彼らは、それぞれに孤独で、親の愛情や祖国への愛を見失い、

その喪失感の中で、でも誰にも頼らず、自分は自分で道を切り開いていくのだと、

ある種肩肘を張り、生きていこうとしています。

その中で、それぞれが出会う挫折、新たな喪失。

コンサートバージョンでは、その結末は曖昧です。

やっぱり、ミュージカルを観てみたい。それも、必ずこのメンバーで。

とうこさんの演じるフローレンスは、ハンガリー人であり、祖国も肉親も、

奪い取られ、イギリスからアメリカへとわたってきた、

したたかさもあり、女性としての武器も使って生き抜いてきただろう女性。

演じれば、もっともっと深みの在る人間を表現できるはずです。

コンサートバージョンとはいえ、ひとつひとつの歌の中で、

フローレンスの人間としてのあり方、生き抜くすべ、孤独や喪失感が伺えるのです。

楽曲のすばらしさ、キャストのそれぞれの個性あふれる歌声、

難曲の数々を、見事に歌い上げてくプロの技術、

もちろん、その楽曲のアレンジ、訳詩のすばらしさ、オケの迫力、

そのどれもが、これは序章なのだと言っているようです。

日本初演は、日本におけるCHESS伝説の始まりに過ぎないのだと。

そんな始まりに立ち会えたことに感謝すると共に、

ファンとして、やはりこの作品が、安蘭けいを待っていたのだと。

他のキャストも同様です。

そのめぐり合わせこそ、伝説とよばれるにふさわしい、奇跡なのです。

とりあえず、そのことだけは記しておこうと、未整理の頭の中をさらけ出しました。

 

例によって、わかったようなわからないようなこと書きましたが、

いま、この時代に、こうしてとうこさんの歌を聴いていられる、

そのことが何より幸せなんです。

今回のとうこさんも、間違いなく、最高です!

2012年1月20日 (金)

青山に行きたい!

昨日は久しぶりに(MITSUKO以来?)青山に行きました。

「CHESS IN CONCERT」を一週間後に控え、その下見、というわけではなく、

でも、そのことを意識しながら、ワクワクしながら。

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劇場前、思わずドキッ!

 

渋谷駅から宮益坂をのぼって、青山劇場、そこをいったん通り越して、

国連大学前の広場を横切り(土日だとマルシェで賑わうところ)、

ビルの間の道を左に進み、突き当たりのエスカレーターで下っていく。

なんて不思議なところに、青山ブックセンターはあるんだろう。

あたたかい日なら、その谷間のようなところにあるテラスにすわり、

お弁当を食べることもできる(実際、そうしたこともあります)。

昨日はとても寒かったので、書店の中へ直行。

ビルの谷間のオアシスのようなこの空間が大好きで、

MITSUKOのときもよく通いました。

テラスに面したサイドからは明るい陽が差し込み、

きれいにディスプレイされた本や雑誌、そしてグッズなども、

まるで展示物のようで、眺めているだけで楽しくなってしまうのです。

ゆったりした店内には、ところどころに座りごこちのよい椅子もあり、

書斎のような雰囲気だったり、子どもの本のコーナーは、

ほんとうにかわいくて楽しくて、いつまでいても飽きません。

とくに、入口近くにあるリサ・ラーソンのグッズコーナーは、

毎回、買いたい衝動を抑えるのが大変です。

たとえキーホルダーでも、けっこう高価なんです。

(チケット代のため節約中の身としては、ということ)

置物などは、倹約してなくても高価な美術品です。

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CHESSの時にまた通おうと思ったのですが、たった4日で、

ゆっくり来られるのは2日くらいだから、あまり楽しめそうもありません。

「サンセット大通り」が青山劇場ではないのが、ほんとに残念。

そんなことを思いながら、青山ブックセンターをあとに、

いよいよ青山劇場で「ボニー&クライド」を2階の最後列から観劇。

ミュージカルのもととなったアーサー・ペンの映画『俺達に明日はない』も、

宝塚で荻田浩一先生が演出した『凍てついた明日』も、

ともに名作であり、大好きな作品です。

それだけに思い入れも強く、作品内容自体にはあまり期待はせず、

ワイルドホーンの音楽を聴きに行ったという感じでした。

ボニーを演じた濱田めぐみさんも、クライドを演じた田代万里生君も、

歌のうまい方ですから、難曲の数々を見事に歌いこなしていたと思います。

中でもいいなと思ったのは、ボニーの幼なじみの警官テディが、

ボニーを思って歌うナンバーで、そのせつない思い(片思い)が伝わる、

とても心に染みるいい歌でした。

あと、ボニーとクライドの義姉ブランチ(白羽ゆりさん)の女性二人が、

愛する人を思う気持ちを歌うデュエットナンバーがとても印象的で、

ついついCHESSで歌うはずの、フローレンスとスヴェトラーナのナンバー、

「I KNOW HIM SO WELL」での、安蘭けい×AKANE LIVのデュエットに、

思いをめぐらしてしまったり。

はっきりいって、心はすでにCHESSのことでいっぱいです。

たった4日なんて、始まったらすぐ終わってしまう。

あ~、待ち遠しいけど、来て欲しくないような。

いまが、いちばん楽しいときかも。でも早く聴きたい!

そんな、開幕一週間前なのでした。

 

「CHESS IN CONCERT」いよいよ開幕!

1月26日-29日 青山劇場

 

2012年1月13日 (金)

Memory 仰ぎ見て月を

昨夜1月11日、渋谷のBunkamuraオーチャードホールに行ってきました。

読売日本交響楽団のコンサート「ミュージカル・ミーツ・シンフォニー」に、

安蘭けいさんがご出演、今年のめでたい「とうこ初め」となりました。

読売日響といえば、奇跡の歌声、スーザン・ボイルさんをスペシャル・ゲストに、

ミュージカル界から石丸幹二、安蘭けい、田代万里生を迎えたコンサートが、

一昨年でしたか、なんと武道館で行われ、桜の頃、観に出かけましたっけ。

で、今回は、やはりコンテスト番組で発掘された天使の歌声、

ジャッキー・エヴァンコちゃん(11歳の天才少女)がゲスト。

なんとなく前回はスーザン・ボイルさんの前座的だったのが、

少し面白くなかったりはしたので、今回もどうかな?と思ったのですが、

なんと、石丸幹二さんと共に司会を務めながら、ソロは3曲、

メドレーや、出演者全員での歌など、たくさんのナンバーを聴くことができました。

石丸さんとの司会は、常に気負うことのない自然体のとうこさんの魅力満載、

感じのよさ、おもしろさ全開で、堅苦しくなりがちなコンサートの雰囲気を、

一気になごやかで楽しいものに変えてしまいました。

とうこさんの人間力って、改めてすごいと思いました。

ソロ曲は、最初に「キャバレー」のナンバー「メイビー・ディス・タイム」。

これは「箱舟」で武田真治君とセッションした曲で、

公演のPRで行われた表参道ヒルズでも、喝采を浴びた超カッコイイ曲。

とうこさんのシャウトというか、「踏み出せぇば~、はじまぁる~」

という歌い回しが、とにかくカッコよくてしびれます。

これ、オーチャードホールに響きわたったときは、「どうだ!」という気分でした。

(例によって自分が歌ってるわけでもないのに。)

そして3曲目、「スカーレット・ピンパーネル」から「ひとかけらの勇気」

赤いドレスの美女の顔が、一瞬にして男役の顔になり、

「僕は行く、君のために~」と歌うのです。これぞ、安蘭けい、とうこ節です。

でも、今回、もっとも心打たれたのは、2曲目、

メドレーの中の一曲として、とうこさんが歌った「メモリー」でした。

これはミュージカル「キャッツ」のなかで、娼婦ネコのグリザベラが歌う曲で、

「キャッツ」といえば、とうこさんが自分の進むべき道をみつけた、

記念すべきミュージカルなのです。

この公演を観たとき、とうこさんは家庭の問題で悩んでいるときでした。

そんなときに、希望を、光を与えてくれたミュージカル。

そして、そのテーマ曲ともいえる歌「メモリー」を、ついに歌った。

あまりにも有名なこの曲。

でも、こんな「メモリー」聴いたことがありませんでした。

歌いだしは、とても静かでした。きれいな、でも細い声。

力強さ、生命力は、そこにはなく、ただ静かな感情が流れていく。

ところが、サビの部分に一気に感情がほとばしります。

その圧倒的な生命力、豊かで力強い、でもせつない生への渇望。

 

♪お願い 私にさわって 私を抱いて 光と共に

 

もう、ガツン!と魂つかまれました。

やっぱり、とうこさんは芝居歌の人なのです。

誰のものでもない、今まで聴いたことのない、とうこさんの「メモリー」。

もっとちゃんと聴きたい。歌って欲しい。

また、とうこさんでなければだめな歌が生まれてしまいました。

きっと、また歌ってくれるはず。

だって、こんなにとうこさんにふさわしい歌はないから。

 

♪わかるわ 幸せの姿が ほら見て 明日が

 

2012年1月 3日 (火)

今度の冒険は超ビッグだ!

「キャッツ」「オペラ座の怪人」に次ぐアンドリュー・ロイド=ウェバーの超大作。

パティ・ルポンやグレン・クローズなど世界の大スターたちが演じてきた

ノーマ役に安蘭けいが全身全霊をかけて挑む!

 

決まりました!、とうこさんの次の大冒険が。

 

ミュージカル「サンセット大通り」

(トニー賞最優秀ミュージカル作品賞)

2012年6月16日-7月1日 赤坂ACTシアター

作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー

脚本・作詞:ドン・ブラック&クリストファー・ハンプトン

修辞・訳詞:中島敦彦

演出:鈴木裕美

音楽監督:塩田明弘

キャスト:安蘭けい、彩吹真央、鈴木綜馬 他

2012年1月 2日 (月)

愛と祈りを込めて

とうこさんの新年のあいさつにあった言葉です。

「愛と祈りを込めて Happy new year」

 

さて、今日はとうこさんとは関係なく、念願の「タンタン展」に行ってきました。

街は初売りで大賑わい、大きな福袋をいくつも提げて、

みんな忙しげに通りを小走りして行きます。

「タンタン展」の会場は、なんと銀座のど真ん中、銀座三越の8階。

人を掻き分けるようにしてたどり着くと、そこだけひっそりと人もまばら。

大好きな世界に、ゆっくりと浸ることができました。

まあ「タンタン展」とはいっても、展示は少々で、ほとんどがグッズコーナー。

いえ、いいんです、それが目当てと言ってもいいので、少し買いましたよ。

手帖とか、ハンカチとか、ポストカードとか、小物を。

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映画の宣伝も兼ねて。

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でもこっちのタンタンとスノーウィの方が好き。

 

帰りには、街に出たときのお約束で書店へ。

ついに「悲劇喜劇」を発見!

我ながら、しぶといというかケチというか、なんとしても立ち読みしようという、

そのまちがった根性がなぜか報われ、無事に読破してまいりました。

記事の中心は、「アントニーとクレオパトラ」のことで、

マイクなしのせりふやシェイクスピアの言葉に苦労したが、

最終的には「蜷川カンパニーの一員になれた」と。

クレオパトラの役作りは、蜷川さんには「女性らしさは要らない」と言われたが、

「女性らしさに、男役としての経験を生かすことで演じられた」と答えていました。

韓国公演は、ほんとうにうれしかったのですね。

「神様の贈り物のようなすばらしい経験。

故郷に錦を飾る、凱旋公演という晴れがましい気持ち」と。

女優として3年目、

「宝塚時代からのファンの方も、キスシーンを見ても平気になったようです」

なんてことも言ってましたよ。

そしてそして、つぎのお仕事についての文章をしっかり確認しました。

インタビュアーの横溝さんの言葉で、

「(CHESSは)いずれはミュージカルとして上演されるだろう。

5月にはロイド・ウッバーの大作に主演する予定」

ここまではっきり書いているのだからほんとうなのでしょうね。

最後の言葉も、これからのとうこさんの挑戦を示唆しているかもしれません。

「蜷川さんが、また一緒にやろうと言ってくれたんです。

身毒丸のような日本的な世界や、井上ひさしさんの作品を、

蜷川さんの演出でやってみたいです」

元旦に放送されたラジオ番組でも、今後のことをいろいろ語っていたようです。

まだまだ挑戦は続き、まだまだ安蘭けいは進化していくと。

しっかりとついていかなくては。まずは「CHESS in Concert」の応援を。

ファンのがんばりで、ミュージカル版CHESSが実現するのだそうですよ。

とりあえず、2012年も安蘭けいさんは後ろを振り向かずに前進するのみ。

よい一年になりそうです。

2012年1月 1日 (日)

明日へつながる今

2012年、あけましておめでとうございます。

昨日するべきだったのにできなかった、2011年の回顧をしてみようと思います。

もちろん、安蘭けい的回顧、です。

とにかく昨年は、とうこさんを追いかけて、もっともっと追いかけたいと、

そんな思いにとらわれながらも、追いかけ切れなかった一年でした。

気持ちは、どこまでも追いかけて行きたかったのですけどね。

 

1月20日~2月13日 ミュージカル「エディット・ピアフ」(天王洲銀河劇場)

とうこさんのピアフ。これほどはまるとは思わなかった。

「群集」「愛の讃歌」「ミロール」「水に流して」・・・

とくに最後の「水に流して」、魂が昇華していく姿が美しすぎて。

ぜひ再演してほしい公演でした。

4月1日 日本橋高島屋でのチャリティコンサート

3月11日に起きた東日本の震災を支援しようというコンサートに、

とうこさんも参加すると聞き、急遽駆けつけました。

震災後、なにをしたらいいのかわからない状態だった自分が、

ひとつ行動できた、と思える意義あるイベントでした。

そこで聞いた「後ろを振り向かずに」、

そして涙ぐみながら一生懸命話すとうこさんの姿に、

自分は自分のできることをしよう、

そしてとうこさんの出るチャリティには全部参加しよう、と思いました。

5月14日 「MITSUKO」プレビュー公演(梅田芸術劇場)

5月15日 「MITSUKO」大阪公演初日(梅田芸術劇場)

6月11日~29日 「MITSUKO」東京公演(青山劇場)

震災でマテが来れないかもしれない、公演は中止になるかも、

と思っていた「MITSUKO」の初日は、いろんな想いで胸がいっぱいに。

マテありがとうの気持ちと、とうこミツコの生き様に感動。

この年だったことが運命的な「MITSUKO」という作品の船出でした。

7月3日 パリ祭にゲスト出演(NHKホール)

ピアフを演じたということでパリ祭からお誘いがあったのでしょう。

「群集」と「水に流して」。堂々と歌う姿が誇らしかった。

7月7日 チーム77チャリティトーク(日本青年館)

被災地、宮城県出身コムちゃんこと朝海ひかるさんの声かけで集まった、

宝塚歌劇団77期の春野寿美礼さんと安蘭けいさんによるトークショー。

思ったとおりの爆笑トークで最高に楽しかった。

でもそれ以上に、3人の誠実な姿が、同期の絆がすばらしくて。

チャリティTシャツは完売したそうです。

とうこさんの募金箱に志を入れることもできた。

参加できて、ほんとうに良かった。

7月18日 歌姫コンサート(中野サンプラザ)

由紀さおりさんや佐々木秀実さんという、畑違い?の歌手との競演。

歌謡界の色合いが強かったので、とうこさんはちょっと場違いな感じもしたけど、

がんばってました。

10月1日~15日 「アントニーとクレオパトラ」(埼玉芸術劇場)

10月31日 「アントニーとクレオパトラ」大阪千秋楽(シアターBRAVA)

とうこさん初のストレートプレイ、初のシェイクスピア、初の蜷川演出。

たいへんな苦労をした公演でしたが、韓国公演も大成功で、

すべて報われたのではないかと思います。

個人的には、韓国まで行けなかった自分がふがいなくて。

 

今年は、やはり震災の影響で「箱舟2011」が中止になってしまったことが、

ファン的にはとても残念でした。

会えない期間も長かったし、韓国に行けなかったことで、

早々と自分だけ終わってしまった感じもしました。

でも、とうこさん的には、ピアフ、MITSUKO、クレオパトラ、という、

3人の異なる女性を演じたことは、大きな財産になったと思います。

ストレートプレイ、蜷川さんにしごかれたことも、今後必ず生きてくる、

そう信じています。

そして来年こそ「箱舟」が出航しますように。

 

駆け足で2011年を回顧しましたが、BGMは宝塚時代の「シングルコレクション」。

「大切な人」って、あらためていい曲だな、と。

そこで、締めはこの曲の歌詞を。

 

たとえ昨日は 傷つき迷い 自分見失ったとしても

今を生き抜くことは きっと必ず 明日につながる

 

2012年へ、夢や希望をつなげていきましょう!

世界中がしあわせになれ♪

新年のごあいさつをツイッターでしようと思ったら、まったくつながりません。

メール同様ツイッターも、容量オーバーなんですね。

2011年の大晦日、やっと自分の時間が持てたのが、年が明けてから。

もう2012年は始まってしまいました。

でも眠る前に、2011年最後の一日を記録しておきます。

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毎年のことですが、近くのお寺にお札を納めに行きました。

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もう元旦の準備OKという感じの境内、けっこう参拝客も多かったです。

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屋台の準備も。

 

夜は、いつもなんとなく見るNHKの紅白歌合戦を二部の途中から見ました。

今回は震災の影響で、人々を励ますような歌、家族や絆をテーマにした歌が多く、

演出も、日本の美しい自然や、被災地の人々の姿などが織り込まれ、

泣かせの演出だと思いながらも、うっかり泣いてしまったり(ナガブチさんとか)。

「家族になろうよ」とか「春よこい」とか、真正面からのメッセージを、

真正面から歌う歌手のみなさんの、意外なほどのまっすぐさは、

あの震災が、どれほど人々の心を打ち砕き、途方に暮れさせたかを、

改めて感じさせるものでした。

どんな斜に構えたシンガーも、カッコつけてる場合じゃないんだと、

素に戻って、人と人とのつながりや感動を求めたのだと思います。

全出場歌手の最後に歌ったのがSMAPで、初期の頃のヒット曲、

「笑顔抱きしめて~」という歌(題名なんでしたっけ?)を、

客席にまで下りて、笑顔いっぱいで歌いました。

歌の最後は、「世界中がしあわせになれ~」

能天気に明るいハッピーソング。いいですね!

2012年が、そんな年になったら。最高の夢ですね。

希望にあふれ、みんなが笑顔でいられる、

そんな一年になりますように!

2011年12月29日 (木)

ベストパートナー

年内にやるべきことが、掃除と買出しと年賀状になったところで、

映画を観に街に出ました。

人がいっぱいで、楽しそうで、活気にあふれた、師走の街でした。

観た映画は、『タンタンの冒険』、ベルギー生まれの人気コミックの映画化。

少年記者のタンタンと犬のスノーウィが大活躍する冒険シリーズ。

原画の色使いといい、絵の構図やコマ割のワクワクする展開といい、

もちろんキャラクターの魅力といい、大好きなコミックです。

冬休みに入った子ども達でいっぱいの劇場で、ときに大笑いし、

ときにちょっと涙ぐみながら、タンタンの大冒険、楽しみました。

帰りに念願の書店探索(とうこさん探索とも言う)。

まずハードルの低い「BEST STAGE」をなんなく立ち読み。

続いて「フォトテクニカルデジタル」を発見したのですが、

こちらは紐でくくられていて中は読めず。

フォトジェニックなとうこさんを見られないのは残念ですが、

こちらは断念。いつか会えると信じて(親指姫がモチーフらしい)。

で、とても楽しみにしていた、「BEST STAGE」のとうこさんとアッキー、

中川晃教君との対談、ツーショット写真もあって、とてもいい感じでした。

二人は、ボイストレーナーの楊先生を通して知り合っていて、

中川君はとうこさんの「ピアフ」を見て、全身で役を生きている姿に、

鳥肌が立ったと言い、とうこさんは「モーツァルト!」の中川君を見て、

「天才だ」と思ったと、お互いをリスペクト。

今回CHESSで共演することになって、中川君はこんなふうに言っていました。

「ミュージカルの競演はセッションのようなもの、

安蘭さんとはベストパートナーになれると思う」と。

う~ん、これは・・。相性がいいということなんでしょうか。

二人のデュエットもあるという話も出て、ほんとうに楽しみです。

そして、この二人似てるな、と思ったのは、ゲームについての考え方。

とうこさんは、ゲームは得意ではないと。

「人の心理とか裏を読むことができない。

自分は全部表に出してしまうので」と。

まったく、そういう純真で素直な人ですものね。かけひきができない。

そして、中川君も「勝つことに意味があるのかと思ってしまう」と。

ゲームに不向きな二人が挑む、チェスゲームの世界。

おそらく、勝ち負けではない何かが、二人によって表現されるのでしょう。

とうこさんとアッキー、ベストパートナーの誕生に早く立ち会いたい。

二人の対談を読んでからCHESSコンのCDを聴くと、

また違って聴こえたりして。

フローレンスは敵側のアナトリーと恋に落ちるのだけど、

フレッドの恋人でもあったのだということを再認識。

とうこさん、いい役だなあ。三角関係、あるようでなかった。

楽しみ楽しみ。

2011年12月25日 (日)

楽しんでるかい?ハッピークリスマス

♪So This is Christmas そうだよ、今日はクリスマスなんだ。

 

ジョン・レノンの「ハッピークリスマス」には、

「戦争は終わった」という副題?がついています。

争いはやめよう、戦争は終わったんだ。

金持ちも貧乏人も、どんな肌の色の人も、

みんなが幸せになれるように、

新しい年がよい年であることを願おう。

そんな歌詞です(かなりいい加減)。

大変だった一年、いろんなことがあった一年、

喜びも悲しみも、みんなひっくるめて、

家族や愛する人と共に楽しく過ごし、あるいはひとりでひっそりと、

キリスト教徒も無神論者も、ただ新しい年が、希望にあふれた、

すばらしい一年になることを、この日願う。

それでいいんじゃないかな、クリスマス。

 

去年のこの日は、有楽町の東京會舘でクリスマスイベントがありました。

翌年(つまり今年)の公演「エディット・ピアフ」の宣伝を兼ねたイベントで、

ピアフを演じる安蘭けい、とうこさんがピアノ伴奏のみで歌ってくれました。

「ミロール」そして「愛の讃歌」。すばらしかった。

もうすでにピアフが乗り移っているように思えた。

(それは、ほんの序の口だったのだけど)

光る鱗みたいなミニドレスのとうこさんも、うっとりするほどきれいだった。

トークはとってもおもしろくて。

そのとき、東京會舘のロビーにあったクリスマスツリーを撮って、

たしか、このブログに載せたと思います。

こういう一年になるとは、そのときは想像もしなかった。

今年は、とうこさん関係のイベントは何もなく、

おそらく本人は、CHESSの歌稽古と取材などの毎日。

でも、きっと、いつもとは違う想いで、クリスマスを過ごしているでしょう。

そんなことを想いながら、今年のクリスマスも終わろうとしています。

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これは帝劇「ダンス・オブ・ヴァンパイア」のとき。

こうもりが飛んでます。

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こっちは、新国立劇場「ソング・フォー・ユー」のとき。

このミュージカルも平和や絆がテーマでした。

 

来年の今頃は、どこでクリスマスツリー、撮ってるかな。

希望にあふれた、みんなが笑っていられる、すばらしい一年を願って。

ハッピー・クリスマス!

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