まなざしは 言葉より 世界ふるわせる
静かな音楽 私の涙 世界へ届く
「With One Look」
ノーマ・デスモンドの世界、彼女が見続けた夢。
ハリウッドの光と闇、映画の世界に溺れたひとりの女優。
『サンセット大通り』日本初演のお稽古が始まりました。
同時に、雑誌や映像媒体での宣伝もピークに。
5月13日・14日は、まさにサンセット祭りとでも言いたいほど、
中身の濃い番組が続きました。
まず13日は深夜の番組「SUPER STAGE」でサンセット大通りの大特集。
ビリー・ワイルダーの映画や、ロイドウェバーの過去作品などを交え、
ミュージカル『サンセット大通り』の魅力に迫るという企画。
製作発表の映像も流れました。
これから、何度も使われることになる、名発言。
「私はこの役を演じるために生まれてきたのではないか、
というくらい、大きな、自分の中で何かが変わるきっかけになる
作品ではないかと思っています」。
そして「私ってほんとうにラッキーガール」とお茶目に。
いつもながら、キャッチーなこと言ってくれますよね。
でも、その後の番組で暴露されるのですが、
コレ受け狙いだったそう。「でも、あまり受けなかった」ですって。
も~、とうこさんたら。せっかく名発言だと思ったのに。
でも、そこがとうこさんらしいというか、好きなところなんですけど。
さて、この番組では、お稽古場の様子を見ることができました。
これがいちばん見たかった!
長い髪を後ろで縛り、サングラスをかけたノーマの姿、
怯えたような、夢の中を彷徨っているような、
でも、振り向きざまの眼光の鋭さ。
もう、ノーマが降りてきているようなハマリ方。
ビリー役の田代万里生君は、とうこさんについて聞かれ、
「このままで十分貫録ありますから。ついていきます!」
演出の鈴木裕美さんは、
「アンドリュー・ロイドウェバーの音楽ありきのミュージカル」
と言いながらも、「登場人物たちの人間関係を丁寧に描き、
俳優達を見てもらいたい」と言っていました。
その演出に対して、とうこさんは「おもしろい」と目を輝かせて。
「いろいろなことができると思っていますし、
どんどん、いろんなことを考えていきたいです」と。
そして収穫は、ノーマ邸の大階段のセット、
といってもミニチュアですが、それを見ることができたこと。
やはりセットの鍵はこの大階段と映画スタジオだと思います。
メインキャスト4人のトークコーナーもあり、
なんといっても印象的だったのは、「私は大女優よ」
というノーマの演技について聞かれたとうこさんの、
「気持ちいいです!」というカメラ目線の言葉。
うんうん、いい感じです。
そして翌日14日のWOWOW「ザ・プライムショー」。
こちらは、とうこさん一人出演のトーク番組。
司会の一人、アナウンサーの内田恭子さんは、
とうこさんの妹さんと仲良し(ママ友)でとうこさんとも親しく、
そんな意外なお話も聞けて、楽しい番組でした。
face mapというコーナーで、ゆかりの人たちがゲストに質問、
それに答えるという形で進行します。
まずは、サンセット共演者から。
万里生君「舞台人としてのポリシーは?」
とうこ「うそをつかないこと」
鈴木綜馬さん「世界の好きなところに3つ家を持つなら」
とうこ「ハワイ、イタリア、・・・ドバイ」
彩吹真央さん「好きな男性のタイプは?」
とうこ「価値観の合う人、尊敬できる人、清潔感のある人」
浜畑賢吉さん「そのスタイルどうやって保っているの?」
とうこ「もともと、あまり太る体質ではないのだけれど、
宝塚退団後は運動量が減っているので、フラフープをしたり、
ジョギングしたり、水泳したりしています」
なぜかフラフープがマイブームなんだそう。
(テレビを見ながら黙々とまわしているらしい。ちょっと笑える)
そして親友として、同期の朝海ひかることコムちゃんと、
下級生で仲良しの真飛聖ことゆうちゃんから。
コム「次の海外旅行、どこ行く?」
とうこ「この前、いっしょに韓国旅行に行ったから、それでだな。
う~ん、マチュピチュ」
ゆう「宝塚卒業して3年たって、男役やりたくなりますか?」
とうこ「やりたいとは思わない。宝塚の舞台を観て、
これをやっていたのかと思うと恥ずかしい。
でも普通にしていても男役の仕草は出てしまうので、
それを引っ込めるのにまだ必死」
最後に、内田アナからも。
内田アナ「私は妹さんと仲良しで、美人姉妹で有名なんですけど、
妹さんとどちらがきれいだと思いますか?
ちなみに妹さんは自分の方だと言ってます(笑)」
とうこ「それ2日前くらいに話した。妹の子どもに、どっちがきれい?
でも、きれいといったら、まあ、私でしょうね(キッパリ)」
とにかく、内田アナと妹さんは週一回は会うくらい仲良しで、
子供同士も仲良しなのだそう。
とうこさんの舞台もママ友たちで見に行くらしい。
そのママ友たちが、みんなとてもきれいなんだと、とうこさん。
「私も早く子どもを生んで、そこに入りたいの思うんですが、
なかなか・・・」ですって(笑)。
司会の方に「トライ中なんですか?」なんて聞かれてました。
『サンセット大通り』についての話では、ノーマについて、
「人間的には、同じ女性として、そこまで純粋に、
プライドをもって、やってしまったことは大変なことだけれど、
許せるというか、かわいいと思える」と。
そして、毎回答えているように「まだ早いと思っていた」と。
「ノーマは50前後の役。いろいろな女優がやりたいと望んでいた。
今の自分としては、経験もそうだし、女優としてもまだ早い。
でも、今の私がやる意味がきっとあると思うし、
得るものは大きいと思う。これをやり終えたら、
女優としてひと皮剥けるのではないかと思っている」
そして、このときに「この役をやるために生まれてきた・・」は、
実は受け狙いだったんですけどって。
「いつか、もっと大きくなったときに、
そう言えればいいなと思っています」
この役をやるために生まれてきた・・、私は女優。
そして、とうこさんが女優としてひと皮もふた皮も剥けて、
大きく成長していく鍵を握る人、それが今回の演出家。
とにかく、とうこさんは目をキラキラさせて「すごくおもしろい」と。
「私のやってきたミュージカルと作り方が違うんです。
裕美さんは芝居から出てきた方なので、
芝居に対する指導の仕方がおもしろい。刺激を受けています」
とうこさんのひとつひとつの言葉、その端々に、
女優としての喜び、夢、闘志がみなぎっていました。
そして、からだ中で叫んでいました。
さあ見て、私を!
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